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初心者さんもマンネリさんも必見!オフィスメイクの基本をおさらい

初心者さんもマンネリさんも必見!オフィスメイクの基本をおさらい

ビジネスシーンやデート、女子会など、メイクもTPOで変えて楽しみたいものです。とくに、社会人として最適なオフィスメイクを心がければ、周囲からの好感度が上がり、上司やクライアントからも「信頼できそう」という印象を持ってもらうことにもつながります。そして何より、自分に自信がついて、毎日、生き生きと働くことができるでしょう。

そこで、肌そのものがきれいに見えるメイクの基礎から、オフィスにちょうどいいメイクについて紹介します。メイク初心者の方はもちろん、メイク上級者の方もオフィスメイクの基本を改めてチェックしておきましょう。

メイクは社会人のマナー。お仕事メイクはナチュラルに

初心者さんもマンネリさんも必見!オフィスメイクの基本をおさらい_1

ビジネスメイクで重要なのは、清潔感と大人らしさです。そして、クライアントや同僚に「仕事ができそうなしっかりした社会人」だというイメージを与えることを目的としたいところです。

すっぴんや薄すぎるメイクは不健康に見えたり、疲れて見えたりする可能性があります。一方、あまりに濃いメイクだと、TPOを理解していない人だと思われてしまう可能性があります。さらに、きつい人だと思われたり老けて見られたりすることもあります。場になじむ、ナチュラルなメイクを心がけましょう。

また、職種によってもオフィスメイクは異なります。金融業・不動産業・建築業・教育業などではベーシックなメイクが好まれる一方、アパレルやマスコミ、サービス業ではトレンドを追ったメイクをする人が多い傾向にあるようです。

さらに、社風や配属先の雰囲気などでもマッチするメイクは異なります。周囲とのバランスをとるためにも、まずは同僚がどのようなメイクをしているのかを周りをチェックすることも忘れずに。入社や転属したての頃は、できるだけナチュラルメイクやヌーディーなカラーレスメイクなどを心がけておくとよいでしょう。

メイク前のスキンケアも大切に

初心者さんもマンネリさんも必見!オフィスメイクの基本をおさらい_2

今回のテーマはオフィスに適したメイクですが、その前に大切なスキンケアについてもおさらいしていきましょう。

メイクがムラになったり、思ったより濃くなってしまったりして、理想とするナチュラルメイクの仕上がりにならないことがあります。もしくは、メイクを丁寧にしたのにすぐに崩れてしまう、なんてことも。その原因は、メイク前のスキンケアを正しい手順で行っていないからかもしれません。美しい肌のためには正しい洗顔、スキンケアが大切です。ぜひ、知っておきたいポイントについても以下にご紹介します。

<正しい洗顔方法>
まず洗顔料を使って肌についたホコリや汗、皮脂などをしっかり洗い流します。
汚れのついた肌にはメイクをしても、しっかりのらないので要注意です。皮脂は水やぬるま湯では落としにくいため、朝も洗顔料を使うのがおすすめです。手のひらであらかじめ泡立てた洗顔料を皮脂の多い部分からのせ、泡でやさしく円を描くように洗っていきます。ゴシゴシこすると、肌に負担をかけてしまうので注意。洗い流すときは、こすらないように気をつけながら、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。水分を拭きとるときは、タオルで押さえとるようにします。できるだけやさしくするのがポイントです。

<正しいスキンケアのやり方>
洗顔後、肌からは油分が洗い落とされています。油分を失い、急速に乾燥し始める肌には、水分をチャージする必要があります。そこで、肌の水分を保つために気をつけておきたいのが、「洗顔後5分以内の化粧水」です。肌に十分な水分チャージができていると、乾燥による化粧崩れや粉吹きなども防げます。

やさしく顔全体を包み込むように化粧水をなじませたあとは、乳液で潤いを閉じ込めます。ここでのポイントは、乳液の量。メイク前の乳液は少量で大丈夫です。乳液を塗ったあとは、お肌を手のひらでやさしく覆い、しっかりなじませる「ハンドプレス」をするのがおすすめです。このハンドプレスによって、潤いをキープできれば、化粧下地やファンデーションのもちが良くなります。

このあとにつける下地やファンデーション、日焼け止めなどにも油分が多く含まれています。あまり油分が多くなりすぎると、メイクが崩れてしまいかねません。つけすぎてしまった場合は、ゴシゴシと拭くのではなくティッシュなどで軽く押さえるといいでしょう。

スキンケアからメイクまでの時間>
スキンケア直後のべたついた肌にベースメイクをすると、化粧ノリが悪くなり、メイクが崩れる原因になります。化粧ヨレやテカリを防ぎたい、きれいなメイクを長続きさせたいという方は、化粧水や乳液などが肌になじむまで時間をおいてからメイクをするようにしましょう。ナチュラルな肌を持続することができます。

大人メイクの基本ステップとおすすめメイク道具

初心者さんもマンネリさんも必見!オフィスメイクの基本をおさらい_3

前述もしたとおり、オフィスメイクの理想は、清潔感のあるナチュラルメイクです。しかし、肌のテカリがあったり、厚すぎるメイクをしていたりすると、理想のメイクからは遠ざかることになってしまいます。

また、忙しい朝に時短でできる一方で、仕事中にも崩れにくいメイクというのも、オフィスメイクにとって重要なポイントです。

ナチュラル感があり崩れにくい、大人メイクの基本ステップを紹介します。

【ベースメイク】化粧下地とファンデーションで自然な仕上がり

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化粧下地は、肌表面の凸凹や毛穴などをなめらかに整える役割も担っています。ファンデーションを肌に密着させてくれるので、化粧崩れを防ぐベースメイクアイテムとしても重要です。なかでも、皮脂吸収系の下地などは、テカリやすい小鼻やTゾーンをサラサラにしたいときにおすすめです。また、くすみが気になる場合は、パール入りの下地でカバーできます。頬の高い位置など、光を集めたい位置に仕込むようにしましょう。

肌にシミや色むらがある場合は、下地の次にコンシーラーでカバーします。リキッドファンデーションを使うならコンシーラーはファンデーションのあとに、パウダーファンデーションならファンデーションの前に塗るのが正しい順番です。目の周りには肌色より少し明るめの色を、シミ・そばかすなどのカバー用には肌色と同じような色を選ぶのがよいでしょう。

また、パウダーファンデーションを塗る前にフィニッシュパウダーを仕込むと、薄付きサラサラの仕上がりになるので、ぜひ試してみてください。

ファンデーションを塗る際のポイントは、下地がしっかり乾くのを待つということ。下地が乾ききる前に塗ると、化粧崩れの原因になります。下地で整えた肌に、カバー力のあるファンデーションを重ね、顔の中心部分を中心から輪郭に向かって広げるよう塗っていきます。生え際や首との境目をきれいにぼかすこと、少量ずつムラなくのばすこと、顔だけ白浮きしないよう首の色に合わせたカラーのファンデーションを選ぶことがポイントです。

ナチュラルに仕上がりやすく、メイクが苦手な方でも扱いやすいのはパウダーファンデーションですが、しっとり潤うのはリキッドファンデーションです。筆で塗ったり、何もついていないスポンジで軽く叩き込んだりすると、より自然な仕上がりになります。自分の肌質や仕上がりでファンデーションを選びましょう。お昼休みなどにさっと化粧直ししたい場合は、プレストパウダーがおすすめです。

【眉メイク】印象を決める眉毛はポイントを押さえてバランスよく

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眉メイクはトレンドが出やすいもの。細すぎたり濃すぎたりする眉は、古臭いイメージを与えてしまいます。さらに、流行を追いすぎてもやりすぎという印象になってしまいます。ビジネスシーンに適した眉メイクは、しっかり手を加えつつ主張しすぎず、自然な風合いがあるものです。眉のでき次第で顔の印象が変わるといっても過言ではありませんので、ポイントを押さえてバランスの良い眉に仕上げていきましょう。

眉メイクでまず重要なのは、髪の色を考えながらカラーを選ぶということです。眉色が明るすぎるとカジュアルに見え、暗すぎると重たい印象を与えます。髪の色が明るめなら同じぐらいのカラーで、髪の色が暗めならワントーン明るめのカラーを選ぶのがポイントです。

道具としては、眉メイクに慣れていない方にとってはペンシルタイプが使いやすく便利です。芯が柔らかいタイプは色がのりやすく不自然になりやすいので、やや硬めで薄めの色のものを選びましょう。そして、パウダリータイプのアイブロウで、眉毛の隙間を埋めるように少しずつ描き足せば、自然に仕上がります。

さらに、眉を描く前にスクリューブラシで整えるといったひと手間があれば、毛流れがきれいに整います。透明マスカラなどを使えば、毛がしっかり立ち上がり、ナチュラルな印象に仕上げるのも簡単です。

眉の形は理知的に見えるよう、まず眉頭は薄めにし、眉中から眉山までを緩やかな角度でストレートになるように描きます。左右対称になるよう気をつけながら、自眉と同じぐらいの太さを心がけるといいでしょう。眉尻を細く描くと、しっかりした印象を与えることができます。女性らしいアーチ眉にする方も多くいますが、ビジネスシーンではやや優しすぎる印象を与えてしまうかもしれません。

眉を描き間違えてしまった場合は、リキッドファンデーションまたは乳液をつけた綿棒で、間違えた部分をそぎ落とすように拭いましょう。

【アイメイク】ナチュラルカラーをぼかして立体的に

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アイメイクの役割は、顔に立体感を出すことです。
ビジネスシーンでは影色(ブラウンやグレー)であるナチュラルカラーのアイシャドウを使い、青や緑などの目立つ色は避けたほうが無難です。影色のアイシャドウをぼかしながら塗り、顔に立体感を作りましょう。影色を選ぶ際は、目を細くして薄目にするのがポイントです。こうすると、陰になる部分が浮き上がります。そこになじむカラーを選び、少しずつ色をのせることで、簡単に立体感が出せます。

目尻を強調した垂れ目メイクや涙袋メイクは、頼りない印象を与えかねないためあまりおすすめしません。涙袋メイクは、目の際にあるふっくらとしたふくらみである涙袋を強調する、もしくは涙袋があるようにするメイクのことです。

知的でしっかりした印象を与えるには、最初にアイホール(=眼球と周囲の骨の境目にあるくぼみ)全体に明るめのカラーをのせます。アイシャドウパレットを使う場合は一番明るい色を使いましょう。そして、目の際にいくにしたがって色を濃くしていきます。最後に目の際に引き締めカラーをのせることで、きりっとした印象に仕上がります。

初心者でも使いやすいのはパウダーアイシャドウですが、発色がよくもちがいいのはリキッドアイシャドウです。また、しっかり色をつけたいならチップを、ふんわり色づけしたいならブラシなど、アイテムによっても色の塗り方・のり方が違ってきます。

マスカラを使う場合は、できるだけ控えめに。根元にしっかりつけたうえで、まつ毛の先にいくにしたがって薄くなるように意識しましょう。

【チーク】薄くぼかして明るく健康的な印象に

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チークは必須アイテムというわけではありませんが、顔色が悪くて元気に見えない、顔にメリハリがない、頬の面積が広くて顔が大きく見えるといった場合に便利です。チークには、頬の位置をはっきりとさせて顔を小さく見せたり、表情を明るく若々しく見せたりする効果が期待できます。

オフィスメイクでは、自然な血色を足すようにチークを薄く入れましょう。

チークを入れる場所は、にっこり笑ったときに出てくる頬骨に沿って、自然にぼかしを入れます。このとき、こめかみに向かって楕円形に色をのせるのがポイント。目の下にチークを入れると、酔っぱらったように見えることもあるため気をつけましょう。

チークの位置が高すぎたり低すぎたりすると、不自然になってしまうので注意が必要です。チークをぼかすのは、黒目より内側、目尻より上側にならないようにしましょう。こめかみに向かってシャープに入れるときりっとした印象になり、丸くふんわり入れるとかわいらしい印象になります。

チークの色によっても与える印象が異なります。オレンジ系のチークは健康的な印象に、ピンク系のチークは女性らしく落ち着いた雰囲気に、ブラウン系のチークは大人っぽくクールな印象を与えます。ただし、最も重要なのは、自分の肌色に合わせたチークを選ぶということ。自分の肌に合っていない色のチークは、浮いて見えたり、顔色が悪く見えたりする原因にもなります。肌色が青みよりのブルーベースの場合はピンク系、黄みよりのイエローベースの場合はオレンジ系のチークがおすすめです。

チークには、パウダー、クリーム、リキッドの3種類あります。自分の肌質や仕上がりの違いで、好みのタイプを選ぶようにしましょう。

<パウダータイプ>
持ち運びも便利なのがパウダータイプです。ムラにならないよう、大きめのブラシを使うとよいでしょう。つける前に、余分な粉を手のひらやティッシュで落とすことが大切です。

<クリームタイプ>
油分を多く含んでいるので乾燥肌の方向けです。指でスライドさせながら、なじませていきます。ただし、少量で自然な血色感が出せるものの、ヨレやすいので上からフェイスパウダーをさっとのせるのがおすすめです。

<リキッドタイプ>
ナチュラルな色づきがメリット。メイク崩れもしにくく透明感が出ます。量の調節が難しいので、手の甲に出してから少しずつ塗るようにしましょう。

【リップ】肌なじみの良いカラーで潤いのある唇に

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リップは落ちないように工夫し、きれいな状態をキープすることも大切です。

仕事中は頻繁に化粧直しをするのも難しいため、メイク崩れが目立ちやすい濃いめの色は避け、肌の色になじみやすい自然なカラーを選ぶようにしましょう。自分の肌の色がブルーベースなのか、イエローベースなのかを知っておくと、失敗しにくくなります。購入する際には実際に、唇にタッチアップして選ぶのがおすすめです。

タッチアップしてみてもよくわからない…という場合は、リップを塗ったあとににっこり笑ってみましょう。肌に色にピッタリ合った色なら、歯茎や歯の透明感が高まって見えます。

リップを塗る際は、リップブラシかリップペンシルを使って唇の輪郭をとり、内側を塗りつぶすようにしましょう。均一に塗れるうえに、唇の輪郭がしっかり描けるため、清潔感を与えることができます。リップメイクの前にリップクリームなどで保湿してから余計な油分をティッシュオフし、プレストパウダーをはたいておけば、色がしっかりのり、長持ちします。

職種や社内環境によっては、唇のつやが際立つグロスリップ、パールやラメの強いリップなどはビジネスシーンにふさわしくないと判断される場合があるため注意しましょう。

自分らしいメイクで仕事へ出かけよう

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ここまで、オフィスメイクについて紹介してきました。
オフィスメイクの基本は、職種や職場環境、TPOなどに合わせながら、自分らしくナチュラルに仕上げることです。オフィスメイクの基本を押さえておけば、周囲からの信頼を得られて、仕事上のコミュニケーションも円滑になるでしょう。そんな自分に合ったオフィスメイクを美しく保つためには、日ごろから時間に余裕をもって正しいスキンケアすることが重要です。そして、自分の肌色に合うファンデーション、チーク、リップなどを選び、誠実な印象を演出しましょう。

メイクは職場環境や業界、そして何よりメイクをする人自身の個性や肌の色、髪色などでも変わってきます。自分に合った環境で生き生きと毎日を過ごすなら、仕事選びも大切です。多種多様な職業・職場環境を用意できるスタッフサービスならきっと、自分にあった職場を見つけられるはずです。自分にマッチした職種・職場を選びたいという方は、ぜひご利用ください。

オフィスメイクの基本は清潔感と大人らしさ

今回は、オフィスにピッタリなメイクについてご紹介しました。以下のポイントを押さえて、毎日のオフィスメイクを楽しみましょう。

・ビジネスメイクで重要なのは清潔感と大人らしさ(=信頼感)である
・余裕をもってスキンケアすることがベースメイクを美しく保つ
・肌・眉・アイメイク・チーク・リップメイクに共通して、自然なメイクで誠実な印象を与えることが重要
・職場や業種業界によってふさわしいメイクは異なる
・スタッフサービスは様々な職業・職場を用意できるから自分にあった職場をきっと見つけられる

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