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心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消

心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消

心ない言葉や嫌味、パワハラ、モラハラ、セクハラ…いちいち気にしていたって仕方ないとはわかっていても、モヤモヤが残るし、言われっぱなしも悔しい。直接言い返せれば、少しはスッキリするかもしれないけれど、相手が上司だと今後の関係性に影響がありそうで言えないし、同じ職場だと働きにくくなりそうで言いづらい。だからといって、我慢しすぎると、出勤すること自体が苦痛になってしまうかもしれません。そこで、職場で心無いことを言われてもさらっと受け流す術について、事例を挙げながら紹介します。

職場でよくあるシーン、こんな経験をしたことはありませんか?

心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消_1

上司、先輩、同僚、後輩、いろいろな人が一緒に働く職場では、理不尽さを感じる場面や嫌な思いをすることもあるでしょう。こんな経験をしたこと、一度はありませんか?

・何かにつけてネチネチ嫌味を言われる
・人を小ばかにしたようなことを言われる
・ズケズケとプライベートなことを聞かれる
・みんなの前で恥ずかしい思いをさせられる
・思わずカチンとくるようなことを言われる
・自分と関係ないことを一方的に怒られて話を聞いてもらえない

受け流す=我慢することではない!

心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消_2

さまざまな人が働く職場では、自分と相性の良くない人と一緒になることもあります。ちょっとした言葉のやりとりで嫌な思いをすることもあるでしょう。職場コミュニケーションは仕事を円滑に進めるうえでも大切ですが、どんなことでも受け止めることが決して良いわけではありません。すべてを受け止めることによって、自分を苦しめてしまう場合もあるからです。そこで役に立つのが“スルースキル”です。

うまく受け流すスルースキルとは?

スルースキルとは、ネガティブな言動を自分に向けられたときに、そのまま受け止めるのではなく、うまく受け流す(スルーする)ことです。SNSなどで、心ないコメントを受けたときの心構えとして注目されています。
スルー=ただ我慢することではありません。それではストレスをため込んでしまいます。すべてを受け止めるのではなく、自分にとって不必要なものはうまく受け流す術を身につけて自分を守ることが大切です。

スキルと言われるように、スルースキルは身につけることができます。そのためには自分の思考のクセ、たとえば、「どんなことを言われるとイラッとくるのか」「感情的になってしまうのか」などを知っておくことが重要です。
自分の感情をうまく処理して周囲の言動に過敏に反応しないのがスルースキルであり、いわば鈍感力ともいえるでしょう。

スルースキルを身につけるための基本は3つ

心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消_3

1.逆らわない
攻撃すると相手はよけいに反発するので、聞いているフリをして相手に話を合わせます。

2.真に受けない
真正面から受け止めると、自分がつらくなるだけです。飛んできた球はキャッチしないで、よけるようにましょう。

3.客観視する
腹が立つと視野が狭くなり、相手のことが余計に気になるものです。ちょっと引いて状況を見ることで、気持ちに余裕が出ます。

3つの受け流し術を実践してみよう

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受け流し術について、いくつか基本パターンを押さえておきましょう。

1.逆らわない

・気がつかないフリをする
心無い発言をする人のほとんどは、残念なことに相手に不快な思いをさせている自覚がありません。受け止めないで、反応しない、取り合わないのが一番です。なかには、わざと不快なことを言ってくる人もいるかもしれません。そういう人はこちらの反応を見て楽しんでいるので、場合によっては相手を増長させないためにも無視が有効です。聞こえないフリをしても有効です。

<例>
■シーン1:気がつかないフリをする
「〇〇さんの送別会、良かったね。なかには参加しなかった人もいたけど…」
「・・・」(仕事に集中しているフリをして、ひたすらPCに向き合う)


・その場を離れる
嫌な人とは距離を置くのが一番です。これ以上嫌なことを言われたくないと思ったら、うまい口実を作ってその場をそっと離れましょう。

<例>
■シーン2:その場を離れる
「そんな仕事、まだやってるの?ちょっと時間かかりすぎじゃない?」
「すみません、〇時で伝票の締切だったので、ちょっと経理に行ってきます!」

2.真に受けない

心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消_4_2

・聞き流す、話をそらす
聞こえないフリや無視が難しいときは、さらっとかわしましょう。「そうだったんですか」「気づきませんでした」「そうなんですねー」と同意したフリをして聞き流します。
または、「どういう意味でしょうか?」とわからないフリをして聞き直りましょう。別の話をして話をそらすのもありです。「ところで、あの件はどうなりました?」とトピックを切り替えます。相手に話を合わせてしまうと相手の思うツボで、よけいイライラしてしまいます。

<例>
■シーン1: 聞き流す、話をそらす
「もうそろそろ結婚相手を探したほうがいいんじゃないの?」
「そうですね…。あ、この間お話していたプロジェクト、どうなりました?」

・ユーモアを交えて話をはぐらかす
気持ちに余裕があれば、その場を和ませて受け流すという技もあります。ちょっと気のきいた返事をすることで、険悪な雰囲気にならずに済みます。

<例>
■シーン2:ユーモアを交えて話をはぐらかす
「仕事の基礎ができてないんだよねー、基礎がぁ。何年やってんの」
「石の上にも3年です。私まだ1年目なのでー。」

3.客観視する

心ない言葉は上手に受け流す! スルースキルで人間関係のストレスを解消_4_3

・一歩引いて相手を見る
嫌なことを言われたときは、無意識のうちに相手の言動に意識が集中してしまい、怒りやイライラの感情がどんどん強くなってしまいます。いったん離れた目で相手を観察してみると、冷静さを取り戻すことができます。

どうしても、こちらの不快な気持ちをなかなか理解してくれない相手なら、はっきり「嫌です」と言うことも大切です。その際のポイントは、決してケンカ腰にならないこと。無礼なふるまいをすると自分に不利になることもあるので、あくまで社会人として適切な言葉を選びつつ、嫌だと伝えましょう。

<例>
■シーン1:一歩引いて相手を見る
「もう、どうしてできないの?何度も言ってるじゃない!!」
「(イライラしているな…なんでこんなにイラついてるの?まだ2回しか教えてもらってないのに。納期が迫っているからかぁ…と冷静になる)もう一度はじめからやってみます。」

<例>
■シーン2:嫌だとはっきり言う
「もう、どうしてできないの?何度も言ってるじゃない!!」
「せっかく教えていただいているのに、なかなかできなくて申し訳ありません。先輩にそんなふうに言われると悲しいのでやめてください。すみませんがもう一度、教えていただけませんか。」

まとめ

真面目で周りに気を遣う人ほど、周囲の声を真正面から受け止めて悩みがち。相手のことを思いやる気持ちも大事ですが、もっと自分を大切にしてあげましょう。あえてスルーをすることで、もっと自分がラクに過ごせるようになります。ちょっと脇によけてスルーする術を身につけ、いたずらに心をすり減らさないように。あまりにも度を越して悪質な場合は、パワハラ、セクハラなどに該当することもあります。無理をせず社内の然るべき人や派遣会社の担当者に相談することも忘れないでくださいね。

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