
仕事でミスが多い人の特徴とは?うっかりミスを防ぐ6つの対策

「書類の提出を忘れていた!」「メールにファイルを添付し忘れた…」「誤字脱字を見落としていた」など、日々の仕事に小さなミスはつきもの。とはいえ、場合によっては大きなトラブルにつながったり、周囲からの信頼を失ったりすることにもなりかねません。今回は、仕事でミスが多い人がついついやってしまう、“うっかりミス”を防ぐためのポイントを6つご紹介します。
目次
こんな人は要注意!
仕事でミスが多い人の特徴とは?

記憶力の悪さや、注意力の欠如など、個人に問題があることでミスは起きると考えがちですが、ミスは誰にでも起こるもの。しかし、ミスを起こしやすい人にはいくつかの傾向や共通点があります。いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
・指示や伝達事項を早合点し、勘違いしやすい
・整理整頓が苦手。デスクが散らかっている
・遅刻をしがち
・体調管理が苦手
・周囲の人を頼らず、自分ですべて解決しようとする
・仕事の目標があいまい
何気ない行動や習慣がミスを引き起こしていると自分自身で認識できれば、心がけ次第で改善することは可能です。では、どんな点に気をつければよいのか、具体的なポイントを見ていきましょう。
今日から実践!
うっかりミスを防ぐためにするべき6つの対策

1. メモをとる、チェックリストを作る
人の記憶力はとても不確実で、今日覚えたことも、次の日にはその7割以上を忘れてしまうといわれています。「このくらいなら覚えられる」と過信せず、指示や伝達事項は覚えているうちにすぐにメモに残しましょう。あいまいな記憶よりも「記録」を心がけることで、うっかりミスの多くは防ぐことができます。
また、チェックリストを作ることも効果的です。その日の仕事をTO DOリストにまとめれば、やるべきことを忘れていた!というミスも抑制できます。ルーティンワークを行う際は、自分なりにチェックするべき項目をリスト化しておきましょう。たとえば書類の提出や送付前にそれを確認することでミスを軽減することができます。
2. 作業スペースは常に片付けておく
仕事をする場所が散らかっていると注意力が散漫になります。やるべきことに集中できずミスを招くだけでなく、必要なものがすぐに見つからず仕事のスピードも遅くなってしまいます。デスク周りや目に入る場所を整理整頓することで、頭の中も整理され、ミスが減り仕事の効率もあがるでしょう。
3. 時間に余裕を持って行動する

うっかりミスの多くは、時間に追われ焦っている時に起こるもの。自分の中で1日のスケジュールを立てて計画的に行動するようにしましょう。また無理に仕事を詰め込むとミスを招く原因となります。時間にゆとりを持っておけば心にも余裕が生まれ、ミスを防ぐことにつながるでしょう。
4. 上司や先輩に報告・連絡・相談する
仕事を進める上で不安や迷いがある時は、信頼できる上司や先輩に確認するようにしましょう。「普通なら、こうするはず」「あの時、○○と言われたはず」という“思い込み”や勝手な自己判断は危険です。普段からこまめに報告・連絡・相談をしておけば、ミスを未然に防ぐことができます。
5. “なんのためにする仕事なのか”を理解する
仕事の手順や効率ばかりに気をとられていると、慣れてきた頃にミスをしてしまうこともあります。“なんのために、今、その仕事をしなくてはならないのか”という根拠や目的を改めて理解することが大切です。業務の要点や重要性を再確認することによって、気持ちも引き締まり、ミスを防ぐことにつながります。
6. 食事、休養をしっかりとる

仕事とは直接関係ないように思えますが、規則正しい生活を送ることはうっかりミス防止のための基本です。夜更かしをしたり朝食を抜いたりするのは脳のエネルギー源であるブドウ糖不足の状態を招き、ここぞという時に集中力を発揮できません。その結果、防げたはずのミスをしてしまうことも…。ONとOFFのメリハリがついた健康的な毎日が、ミスを防ぐためには不可欠なのです。
一日の終わりには、ぬるめのお風呂に浸かってみてはいかがでしょうか。副交感神経が刺激され心も体もリラックスできますよ。
原因を取り除けば、うっかりミスは防げる!
うっかりミスを防ぐ6つの対策に共通していえることは、普段からの小さな心がけです。スムーズに仕事を進めるためにも、ぜひ取り組んでみてください。もしも、ミスをしてしまった場合は、誠意を持って謝罪するなど、しっかり対処するようにしましょう。
スタッフサービスでは、お仕事のスキルやビジネスマナーに不安がある方へのサポートとして、無料の研修制度をご用意しております。あわせてご覧ください。