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知っているようで知らない? アンケート結果から見える、派遣スタッフの本音とは

知っているようで知らない? アンケート結果から見える、派遣スタッフの本音とは

派遣スタッフがどんな基準で就業先を選び、どんな不安を抱えているかご存知でしょうか?
今回、スタッフサービスに登録している派遣スタッフへアンケートを行いました。アンケート結果から見えてきた、派遣スタッフの本音をご紹介します。派遣スタッフにより良い環境で働いてもらうための、ヒントがあるかもしれません。

就業条件に加え、スムーズな就業が望まれている

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まず、派遣スタッフとして就業先を選ぶ際に、どんな基準で選んでいるのかを見ていきましょう。

アンケートの結果、「通勤場所や時間」「勤務時間や勤務日」「早く仕事に就きたかった」
「仕事内容」といった項目が、他項目と比べて高い数値を示していることがわかります。なかでも注目したいのは、「早く仕事に就きたかった」が上位になっていること。派遣スタッフはできるだけ早い就業決定タイミングを望んでいますので、就業条件に加え、スムーズな受け入れ準備を行うと良いでしょう。

人間関係への不安。20代30代は働き方も

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続いて、就業先が決まった派遣スタッフは、就業前にどんな不安を抱えているのかを見てみましょう。

最も高いのは「職場の雰囲気・人間関係」で、6割超を示しています。年代別に見ると、20代30代で「残業時間・時間外勤務の有無」「休暇の取りやすさ」が高い割合を示している点に注目です。
ここからわかるのは、20代30代は、他の年代と比べて働き方に対する関心が高いのではということ。育児や介護、勉学との両立など、派遣スタッフの働き方に関する事情は多様化しています。勤務時間や休暇のあり方など、可能な範囲でそれぞれの事情にあわせた配慮を行っていくことが、働きやすい環境にするためのポイントになるかもしれません。

環境、時間には概ね満足。課題はスキルアップ

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最後に、就業中の派遣スタッフに聞いた、就業先の満足度についてのアンケート結果を見てみましょう。

現在の就業先について、満足度が最も高いのは「就業先の職場環境」、そして「就業先の労働時間」が続いています。一方で「就業先でのスキルアップ」が最も低い結果になりました。ここからわかるのは、希望の働き方は重視しつつも、就業先で経験を積みスキルアップしたいと考えている派遣スタッフが一定数いると考えられます。

まとめ

就業前の不安、就業後の満足度のアンケートにおいて「職場環境」に関連する項目が上位になっていることは、就業先担当者として重要視する点です。派遣スタッフを受け入れるからには、できるだけ早く馴染んでもらい、力を発揮してもらいたいもの。そのためにも、あらかじめ受け入れ時に設備や備品などのハード面とともに、人間関係や働き方への不安に寄り添うソフト面、両方から職場環境を整えておくことが大切です。