派遣の給与・条件・福利厚生をチェック!

派遣スタッフは有給休暇が取れる?取れない?

派遣スタッフも正社員同様、有給休暇が取れます

「有給休暇は正社員しか取ることができない」なんて勘違いをしていませんか?継続して勤務している人であれば、雇用形態に関わらず、有給休暇が認められます。 労働基準法によれば、「使用者は、その雇入れの日から起算して6ヶ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない」(第39条)とあります。週の労働時間が30時間未満の、いわゆるパートタイム労働者の場合にも、勤務日数に応じて付与される有給休暇の日数が決まっています。フルタイムで働く派遣スタッフはもちろん、そうではない場合も、長く働けば有給休暇がもらえる可能性が高まってくるのです。
スタッフサービス(スタッフサービス・エンジニアリングを除く)の場合、月の前半(1~15日)に就業開始した場合はその月の1日、月の後半(16~31日)の場合はその月の16日から起算、スタッフサービス・エンジニアリングとテクノ・サービスでは就業を開始した日から起算します。有給休暇は起算日より6ヶ月経過した時点で、取得資格が発生します。付与日数は以下の通りです。

【付与日数表】

勤務日数(出勤日数) 勤続年数
当初半年間
勤務日数
年間勤務日数 6ヶ月 1年6ヶ月 2年6ヶ月 3年6ヶ月 4年6ヶ月 5年6ヶ月 6年6ヶ月
以上
86日以上 173日以上 10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日
67日〜85日 135日〜172日 7日 8日 9日 10日 12日 13日 15日
48日〜66日 96日〜134日 5日 6日 6日 8日 9日 10日 11日
29日〜47日 58日〜95日 3日 4日 4日 5日 6日 6日 7日
19日〜28日 38日〜57日 1日 2日 2日 2日 3日 3日 3日
18日以下 37日以下 0日 0日 0日 0日 0日 0日 0日

※当初半年間の勤務日数には、実際の勤務開始日の前日から起算日までの土日祝日を除く日数を、有給休暇の算定に限り勤務日数とみなして加算します。
6年半の勤務で上限の20日まで有給休暇が発生します。未消化の有給休暇は発生から2年間有効なので、最大で40日の有給を取得することができるようになります。


有給休暇の計算方法は、以上のように少し複雑である場合が多く、また2年を過ぎると無効になってしまうので、気が付いたときに派遣元に計算してもらい、日数を把握しておきましょう。

有給の取得方法は会社のルールに従いましょう

有給休暇取得のためには、まず事前に派遣先ご担当者にお休みをとる旨をお伝えください。その後、派遣元への連絡も必要です。
直前の申請は、派遣先企業にも迷惑がかかり、場合によっては交替のスタッフを派遣する必要も生じますので、早めの申請を心がけましょう。ただ、身内が深刻な状態になるなど、やむを得ず急な申請になってしまう場合もあるでしょう。速やかに派遣先に連絡したうえで、判断を仰ぎます。急にお休みをいただくわけですから、一日の終わりには状況をきちんと派遣先にも派遣元にも報告することがマナーです。

会社のルールに従わないと有給休暇が取れないのは、基本的に正社員も同じです。また、正式な手続きに基づいて申請した場合は、「会社の業務に対する重大な妨げ」が発生しない限り、会社は有給の取得を拒否することはできません。

有給休暇は労働者の「権利」です。しかし、お仕事が円滑にまわるように前もって関係者に知らせておくなどの配慮が大切ですね。特に祝日を利用して5連休など、長く休みを取りたい場合には、職場の状況をきちんと把握し、早めに周りの人たちに相談しておくようにすると、休日申請がしやすくなるでしょう。
計画的に有給休暇を取得して、リフレッシュしましょう!