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ニュースリリース|NEWS RELEASE

2022年12月09日

                
【60歳以上の就労意識と企業の雇用実態に関する調査結果】
働きたい60歳以上、希望する求人があった人は約4割にとどまる
〜シニアが就労する理由は金銭面に加え、健康面や社会とのつながりの声が目立つ〜
〜約6割の企業はシニアの採用実績なし、理由は人手充足以外に「年齢や体力面の不安」〜

 人材総合サービスを全国で展開する株式会社スタッフサービス・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阪本耕治)は、企業と60歳以上の個人を対象に、就労意識や雇用実態を明らかにすることを目的とした調査活動を実施しました。

 スタッフサービスグループは、経営理念「チャンスを。」のもと、より良い働き方ができる社会の実現を目指しております。働く意欲のある60歳以上のシニアの増加や、人手不足などを背景にシニアの就業者数が近年増加傾向となっていることから、当事者であるシニアや企業側の意識、今後シニアが希望する働き方などを明らかにするため、実施しました。

※ニュースリリースPDF版はこちら


<調査結果のポイント>


【60歳以上の個人調査】
・今後、働きたい人が4割以上
・理由は金銭面だけでなく、健康、社会とのつながりのため
・求職活動をしたものの、希望に合致する求人があった60歳以上は約4割にとどまる

【企業調査】
・2020年4月以降、60歳以上を採用していない企業は6割超
・採用した企業では60歳以上の「経験」や「スキル・知識」を評価
・採用していない企業は「人手充足」のほか「年齢面」や「体力面の不安」をあげる傾向

【調査総括】


 今回の調査では、金銭面だけではなく、健康、社会・人とのつながりなどを求めることから「今後も働きたい」と考える60歳以上の方が4割以上だった一方、求職活動をして希望に合致する求人があった方は4割にとどまる結果となりました。実際、企業に60歳以上の採用実績を聞くと採用していない企業のほうが多く、理由は人手充足以外にも「職場の従業員の年齢層と合わない」や「体力面の不安」のように、イメージ的な理由から採用を懸念する声がありました。

 ただ、スタッフサービスグループには未経験であっても意欲やヒューマンスキルなどのポテンシャルから、60歳以上の求職者と企業がうまくマッチングできている事例も多く、グループ全体では3,200人のシニアが就労するなど、年々拡大を続けています。企業にとっても、働きたいと考える60歳以上の方が一定いることを踏まえ、就労に求める条件に配慮した多様な働き方を整えることで、人手不足解消の糸口になる可能性もあります。スタッフサービスグループでは、今後も働きたいと考えるすべての方がより良い働き方ができる社会の実現に向け、努めてまいります。

【調査概要】


■調査方法:インターネット調査
■調査期間:2022年10月28日(金)〜2022年10月31日(月)
■調査対象:個人側250名(60歳以上の男女、現在の就業有無問わず)、企業側250名(企業の経営者、または管理職)

※本調査リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【スタッフサービス・ホールディングス調べ】とご明記ください
※構成比の数値は四捨五入しているため、合計が100%にならないことがあります

■スタッフサービスグループ概要

1981年創業。事務職、技術者・ITエンジニア、医療・介護分野、製造分野で人材総合サービス(人材派遣、紹介予定派遣、人材紹介、業務請負)を展開。売上高は3,504億円(2022年3月期) 派遣就業者数は88,711人、派遣登録数は約120万人(2022年3月末現在)。


※ニュースリリースPDF版はこちら


【報道関係者様 お問い合わせ先】
株式会社スタッフサービス・ホールディングス 広報部 野坂・野崎
TEL:03-5209-7177
メール:ssg-pr@staffservice.ne.jp
野坂(携帯)080-3317-6920/野崎(携帯)080-4458-5599