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「チャンスを。」stories

医療・介護業界で働く人を増やすことが使命。介護の仕事をもっとポジティブに

西部 泰介
西部 泰介(Taisuke Nishibe)
㈱スタッフサービス・ホールディングス 
執行役員 (メディカル領域事業担当)

ベテラン介護職が語る、幸せをもらえる瞬間

高齢化社会において、要介護人口はますます増えていきます。その一方でケアをする側の人材は慢性的に不足しています。しかし、「大変な仕事」というイメージが強くて、介護の仕事をしたいという人はなかなか増えません。
その課題に立ち向かっている最中で、あるベテラン介護職の方にこんなお話をうかがいました。
「介護の仕事というのは、何ら特別なことをしているわけではありません。人生の先輩の生活支援をしているだけ。『大変ですね』とか『尊敬します』とか言われるほうが違和感を覚えます。私は介護の仕事を楽しんでいます。利用者さんが時に笑顔になったり、目が覚めた時の眼差しが穏やかだったり、お風呂に入った時にふーっと気持ちよさそうに息をついてくれたりする、そういう瞬間に幸せをもらっています。だから介護の仕事を特別視せず、温かく見守ってほしいと思いますし、介護の仕事に就こうとしている人がいれば、ぜひ応援してあげてほしいと思います」
これこそが私たちが目指している“介護業界”の世界観です。そのイメージを実体験として裏付ける言葉を聞いて、私は非常に心強く思いました。
社会の見方が変わり、あたたかい空気が広がれば、介護の仕事はもっと身近で、やりやすいものになるのではないでしょうか。
スタッフサービス・メディカルはいま、日々挑戦を続けています。私たちはこの介護職の方が語ってくれたようなイメージを介護業界にもたらしたいと思っています。とても大きな目標ですが、すでに私たちは最初の一歩を踏み出しています。

西部 泰介

「フレンド」がひとりずつ増えることが喜び

私たちの使命は「介護職に就く人を増やすこと」です。これからますます高齢化する社会のニーズに応えるために、人材総合サービスグループとしての役割を果たしたい考えです。
その使命のもと、スタッフサービス・メディカルでは未経験者をいかに広く支援できるかに心血を注いでいます。介護の仕事をしてみようと思うすべての人に、その世界に足を踏み入れるチャンスを届けたいと思っています。実際に約半数近くのスタッフは未経験から介護の仕事を始めています。
経験を積みながらスキルを学ぶことになるため、受け入れる事業者様の理解も必要です。それでも、介護職に就く人を増やさなければならないのは、双方に共通する社会的課題です。メディカル事業本部のメンバーは事業者様と力を合わせて、エントリーいただいた派遣スタッフの初期就業の成功と継続モチベーションの維持・向上を図っています。
5年前からは、医療・介護職として定着する人を増やす目的で、就業先の職員として働きたい人を積極的に支援しています。具体的には、派遣スタッフが一定期間、就業した後、双方の合意を経てそのまま就業先に就職します。私たちは派遣をゴールとするのではなく、直接雇用を見据えてマッチングをしています。
この方法は派遣スタッフと受け入れ側の両方にメリットがあります。派遣スタッフは派遣期間中に介護の仕事を経験して、長期的にその職場で介護職を続けられるかを見極めることができます。一方、受け入れ側にとっては、未経験の派遣スタッフを教育するという負担が生じますが、派遣期間を経てそのまま引き続き職員として雇用できるのであれば、大きなメリットにつながります。
スタッフサービス・メディカルを通じて医療・介護職として就業し、その仕事を継続している人の割合が非常に高いことは、大変嬉しく思っています。派遣就業中のスタッフに加え、直接雇用を経て今も活躍されている人を当事業部では「フレンド」と呼んでおり、その人数は8,000人を超えました。冒頭に挙げた言葉を語ってくれたのも、当社から派遣された介護施設で正社員になり、長く勤め続けているフレンドの一人です。一人ずつそういう人を増やしながら、社会に貢献できている実感は、事業部の全員にとって大きな喜びになっています。

西部 泰介

やりたい気持ちのある人にあたたかいエールを

私たちは介護という仕事をもっとポジティブなものにしたいと思っています。そのためには、介護に携わる人の笑顔を増やすことが大切です。
その取組みを進めるにあたり、私たちはフランス発祥の「ユマニチュード」という認知症ケア技法に共感しました。ユマニチュードとは、知覚・感情・言語による包括的コミュニケーション・ケア技法で、ケアを受ける人にケアを行う人の優しさが伝わる実践的なテクニックが含まれています。
気持ちが通いあうことは、ケアをする人のやりがいにつながります。スタッフサービス・メディカルでは、ユマニチュード研修などの事業ライセンスを保有するパートナーと業務連携し、フレンドや就業先の職員様、これから介護職を目指される方などに向けて「ユマニチュード研修」を導入しています。
それでも現状として、介護の仕事をしようと思う人は、求められているほど多くはありません。その中でもなり手を少しでも増やしていくために、経験の有無や年齢を問わず、多様な人がチャレンジできる「チャンス」を創り、トライしてみようと思った人には「辛くて大変な仕事だけど頑張って」ではなく「楽しくてやりがいのある仕事だから、ぜひ一緒にやってみましょう!」とエールを送りたいと思っています。
大抵の場合、この仕事をやってみようと思った人は、医療や介護の世界と個人的な接点がある、プライベートでの育児や介護経験があるなど、何かしらのきっかけを手掛かりに、不安を抱えながらも一歩踏み出してくれた人ばかりです。どのようにサポートすれば、そのきっかけをしっかりした意欲へと育み、長く仕事として選択し続ける意思を持ってもらえるかは、これからの私たちの大きな課題です。
このような大きな社会的役割を自覚し、私たちは試行錯誤しながら、一つひとつの課題に向き合い、解決の道を探っているところです。介護のイメージをポジティブに変えていくにはまだまだ時間がかかりますが、私たちはもっと介護の現場で利用者の方やご家族にも溶け込み、一体となって、その実現に向けて働きかけていきたいと思っています。

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