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「チャンスを。」stories

すべての働く動機を肯定し、歓迎する。多様な動機に応える派遣をさらに魅力的な働き方に

松林 勇介
松林 勇介(Yusuke Matsubayashi)
㈱スタッフサービス・ホールディングス 
執行役員(事務領域事業担当)

「働く」の原体験は母の姿

「働く」の意味を自問する時、私はまず母のことを思い出します。母は私を連れて新しい土地に移り、仕事を見つけ、ひとりで私を育ててくれました。その時、母が仕事をする目的は、私たちが生活していくためでした。この経験は私がスタッフサービスグループに入社を志望した理由にもつながっています。働こうと思う人に働く場を提供できるのであれば、一種の恩返しになるのではないかと考えたのです。
全く違う動機で働く人もいます。たとえば、私が二人の部下を育成した時のこと。大きな組織をまとめられるリーダーになりたいという熱意に突き動かされて、私は一時期、彼らの指導に専念しました。すると、彼らはめきめきと力をつけ、高い評価を得たのです。彼らが働く動機は自己実現でした。
どちらの動機も等しく尊いと思います。すべての動機を肯定し、歓迎することが、働く人に対する私の変わることのないスタンスです。ですから、スタッフサービスグループが掲げる「チャンスを。」という理念、「いつからでも、どこにいても」という言葉で始まるVision、「一人ひとりの働こうという想い」という言葉を含むMission は、私自身の気持ちに深く沁み入ります。
働くことの尊さについて、もう一つ付け加えたいことがあります。母が働いていたのは生活のためでしたが、その職業人生においてはたしかに輝かしい瞬間もあったのです。特に印象に残っているのは、会社で表彰されたことを嬉しそうに話し、その時に同僚に撮ってもらったという写真を誇らしげに見せてくれた時のこと。今から思えば、それは部署のちょっとした表彰会程度のものだったのでしょう。それでも当時の私には、会社で褒められた母は最高に自慢できる存在であり、その喜びを分かち合えたことはこのうえない幸せでした。動機とは関係なく、働くことは人に尊厳を与えます。働く人に等しく敬意を払うことは、常に備えておくべき姿勢だと思っています。

松林 勇介

「For Staff」の取組み 選択肢の充実と学習機会の提供

労働人口の減少が予測される中、労働参加率を高めることは社会的課題です。その課題を解決するには、どのような動機であっても、働こうという想いがある人には応えられる受け皿が必要です。その点において、私たちは大きな貢献ができるのではないかと思っています。
私の担当している事業本部においては「For Staff」をスローガンに掲げ、派遣スタッフへの貢献を常に第一に考え、事務職領域においてより良い就業機会を創り出せるように、さまざまな取組みをおこなっています。
働き方の選択肢を増やすのは、その取組みの一つです。「紹介予定派遣」では、スタッフは派遣社員として一定期間働いた後、派遣先企業の合意を得て、直接雇用で採用されます。「時短スタイル」は家事、育児、介護、夢の実現などのために時間を確保しながら、時間や曜日を限って働きたい人に。無期雇用派遣「ミラエール」は事務職未経験者向けのキャリア支援で、当社と無期雇用契約を結んで派遣先企業で就業するため、長期的にキャリアを描くことができます。さらに「人材紹介」では、正社員・契約社員など就業先の社員として就業を希望する人に、条件が合致する企業の紹介をおこなっています。また、コロナ禍を経て、テレワークも推進しています。テレワークが広まったことにより、これまで通勤にまつわる理由で働くことを諦めていた人には新たな選択肢が生まれました。
また、未経験者でも安心して働けるように、教育の充実にも積極的に取り組んでいます。そのために開発したのが「ぽけっと」という、誰でも無料で使える学習アプリです。OAスキル、ビジネスマナー、コミュニケーションスキルなどを学ぶことができます。未経験者だけでなく、継続的にスキルアップしたい人のためのコンテンツも充実しています。このアプリはコロナ禍で対面の研修ができなくなったことから、それを補完する意図で開発されたものですが、実際には当初の目的を上回る成果と評価を得ています。今後もさらにユーザビリティ向上とコンテンツの充実に努め、スタッフのニーズと意欲に応えていく予定です。

松林 勇介

派遣は価値観やライフスタイルが多様化する現代に適した働き方

価値観やライフスタイルが多様化し、働こうという動機も希望する働き方も、働こうという想いを持つ人の数と同じだけある現代、「選択ができる」「経験ができる」派遣は良い働き方だと考えます。
私たちは、労働力不足という社会的問題の解決に貢献しながら、それぞれの働こうという気持ちに応えたいと思っています。そのためには派遣という働き方について不安感を持たれている点、すなわち「不安定である」「待遇が気がかり」という点を解消することも重要です。
不安定という点については、無期雇用派遣や人材紹介のサービスを提供することに加えて、再就業に力を入れています。再就業とは、ある派遣先での契約期間を終了した人が、すぐに別の派遣先で就業することです。営業担当者のきめ細かいフォローが継続的な就業を支えています。特にコロナ禍もあいまって雇用が不安定な中では、再就業の可能性が高いことは大きな安心感につながります。
最近では、日頃の相談を受け付ける窓口として、スタッフサポートセンターを開設しました。派遣スタッフの希望する就業条件や希望をヒアリングしたり、就業中の業務相談についてなど、幅広いサポートをおこないます。また、派遣スタッフの時給アップも重要です。学習アプリや研修機会を通して時給アップに有利なスキルの習得を支援し、スキルに応じて業務内容や幅を変えるなどして、就業先企業との交渉に臨んでいます。
働く動機は人それぞれですが、私たちは、働こうという想いと働く機会を結びつけるたびに、それを叶える「チャンス」を創り出せたのだという手応えを感じています。「チャンス」を手にした求職者の喜びは私たちの喜びです。これからも、ひとつひとつの就業に心を込めて向き合ってまいります。

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