派遣に関する保険の知識

派遣スタッフの健康保険 
加入手続きは自分でするの?

派遣スタッフの健康保険は事業主の派遣会社が
手続きをします

派遣スタッフの場合は、派遣先企業との契約期間や就業条件によって健康保険加入資格の有無・取得日・喪失日が判断されます。手続きは就業先の企業ではなく、事業主である派遣会社を通じておこなわれます。
派遣スタッフの健康保険の加入資格は下記のとおりです。

1.雇用契約期間が2ヶ月を超える場合

2.勤務日数と勤務時間が派遣会社の一般社員の約4分の3以上である場合

なお、雇用契約期間が2ヶ月以内の場合でも、引き続き契約が更新されたような場合には、被保険者となる可能性もありますから、確認が必要です。
手続きが済むと、新しい健康保険証が交付されます。交付までに何週間かかかる場合がありますので、その間に通院する場合には病院によく事情を話し、指示を仰ぎましょう。
また、以前は国民健康保険に加入していたという場合には、各市町村役場に出向いて国民健康保険の脱退手続きを行う必要があります。保険料の納付に関わってくる手続きですので、速やかに行うようにしましょう。

退職したらご自身でお手続きを

退職した場合は、ご自身で切替の手続きをしなければなりません。その選択肢の1つに任意継続があります。会社を辞めても、引き続き個人で社会保険に加入することができる制度であり、加入者自らが保険納付の義務を負います。
任意継続に切り替えるうえでの条件は、
1.社会保険の資格喪失日以前、継続2ヶ月以上の保険加入の期間があること
2.就労が終了した日の翌日から20日以内に申し込みをすること

の2点です。
手続き期間は、退職した翌日から20日以内となります。期限を守って手続きするようにしましょう。
手続き場所は、スタッフサービスでご就業中(メディカル、ITソリューション、エンジニアリングを含む)の方は人材派遣健康保険組合(はけんけんぽ)、テクノ・サービスでご就業中の方は全国健康保険協会(協会けんぽ)の都道府県支部です。郵送での手続きが必要です。

任意継続の手続きに必要な書類は、『健康保険任意継続被保険者資格取得申出書』です。扶養者がいる場合は、『健康保険被扶養者届欄』への記入も必要です。任意継続の場合の加入期間は最大2年間とされています。

国民全員に公的な健康保険への加入義務があります

健康保険はケガや病気、出産および死亡の保険事故に対して、被保険者とその家族の生活の安定を図ることを目的とした大事な保険であり、国民全員がいずれかの公的な健康保険への加入義務があります。今は健康でも、将来はどうなるかわかりません。また、あなたは健康なままでも、家族の身に何が起こるかは未知数です。万が一のときに家族を支える、大切な仕組みです。
退職後、すぐに国民健康保険に切り替える場合は速やかに市町村役場に出向き、所定の手続きを行う必要があります
なお、派遣スタッフの加入する社会保険と国民健康保険は、医療費の自己負担分については、ほとんどの場合、差がありません。しかし扶養については、社会保険と違って国民健康保険に「扶養」の概念がないなど、制度設計に違いがみられます。退職後にどちらを選ぶ方がいいのか、自分と家族の状況を把握して選択する必要があるでしょう。webなどで情報を収集し、しっかり選ぶ必要があります。
制度を理解し、健康保険を正しく利用しましょう。

(問いあわせ先)
スタッフサービスでご就業中の方・・・人材派遣健康保険組合(はけんけんぽ)
テクノ・サービスでご就業中の方・・・全国健康保険協会(協会けんぽ)