派遣のお仕事さがしのポイント

派遣のお仕事がなかなか決まらない・・・

「派遣スタッフとして登録したけれど、全然お仕事が決まらない」、「前回の契約終了後、次のお仕事がなかなか決まらない」、派遣会社に登録している方たちの中には、そんな悩みをかかえている方も多いと思います。こうした状況が長く続くと、自分のスキルやアピールの仕方に何か問題があるのではないかと、疑心暗鬼になりがちです。気持ちがふさぎこんでしまう前に、ここでいったん、派遣の取り巻く状況について整理してみましょう。

選ぶお仕事の需給バランスをチェック!

派遣会社にはさまざまな求人が寄せられています。勤務地、仕事内容、必要なスキル、時給など、条件はそれぞれ異なります。一方で、派遣会社には多くの派遣就業希望者がエントリーし、自分の希望条件にあった求人を探しています。
派遣会社が取り扱っている求人の要件と、登録者の希望条件がうまく噛みあうのであれば問題はありません。しかし、その需給バランスには常にギャップが存在しています。つまり、選んでいる企業や業種によって、採用の難易度が変わってくるのです
こうしたミスマッチを解消するひとつの方法は、絶対条件は何であり、どんな条件だったら譲れるのかを、改めて整理してみることでしょう。たとえばお仕事した後に学校に通いたいのであれば、通勤場所はかなり重要でしょう。自分のライフスタイルにあわせた職場を選ぶために、希望の優先順位をつけることで、自分にとって本当に大切なことが何なのかもハッキリするかもしれません。
またwebや書籍などを使った企業研究や業界研究をするのも、ひとつの方法でしょう。希望していた会社の人気が高かったとしても、同じ業界の会社で希望条件に合ったお仕事が見つかるかもしれません。求人情報だけではなく、事前に希望している業界研究をすることで、自分に合った企業を見つけることができるかもしれません。

必要なのはお仕事に見合ったスキルと資格

「企業研究・業界研究をしていたら、希望する職種が見つかった。だけど、今まで考えもしなかった職種だし、自分でも大丈夫かな?」 そんな不安が頭をよぎることもあるでしょう。この場合、一体どのような点に気を付ければいいのでしょうか。
たとえば、事務系のお仕事を希望するのであれば、ワードやエクセルなど一般的に使われているOAソフトが使いこなせることが必要になります。また、経理系のお仕事であれば日商簿記1・2級の所有や、前職での経理経験などでお仕事を紹介されやすくなるでしょう。そのため、ご自身のスキルが変わったり、経験が増えたりした場合は派遣会社に連絡をして、登録情報を最新のものにアップデートしておくことも大切です。
しかし、派遣のお仕事が決まるかどうかはタイミング次第という面も多いため、まずはたくさんの案件にエントリーしてみることも大切です。
また、お仕事の内容にこだわりすぎず、ご自身のお仕事の幅を広げてみるというのもひとつです。時間や就業場所などの絶対外せない条件以外は、職種や業種などの幅を広げてみると、驚くほどエントリーできる案件は増えるはずです。
「タイミング次第」という言葉に、もしかすると頼りなさを感じる方もいるかもしれません。しかしキャリア教育での重要な理論に「計画的偶発性理論」というものがあるのを ご存じですが? これは米大学の心理学部に所属するクルンボルツ教授が唱えたものです。一般的には計画通りのキャリアを実際に達成している人は少なく、人との出会いや予期せぬ出来事、たまたま知った情報などから新たな展開が生まれ、仕事につながっている人が多いことから導かれた理論です。 個人のキャリアの約80%が「予期していない偶発的なもの」であるとして、好奇心を持ち、いろんな情報にアンテナを張り、積極的にチャレンジしていく姿勢がキャリアには重要だ、とクルンボルツ教授は唱えています。転職をきっかけとして自身の可能性の幅を広げていくことは、もしかしたら真のキャリア形成につながるかもしれませんね。
もちろん、どの仕事にエントリーしたらいいか分からないという時は一人で悩まずに派遣会社の担当者にご相談ください。