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  1. 旅行熱が爆発!退職して世界一周旅行へ
  • 2017.04.11

  • ワークスタイル
  • インタビュー

旅行熱が爆発!
退職して世界一周旅行へ
The Backstreet Guides株式会社 | 末永 理恵

撮影:ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC 屋上テラス(宿泊者専用)

The Backstreet Guides株式会社 代表取締役 末永 理恵

The Backstreet Guidesは、日本を訪れる外国人観光客を対象に日本の良さを地元目線で紹介する少人数制の観光ツアーを取り扱う旅行会社です。
今回はThe Backstreet Guidesで、東京や京都観光をはじめとするプライベートツアーや少人数のツアーにこだわった企画実施をされている末永理恵さんに、The Backstreet Guideを起業することになった経緯とワークスタイル(働き方)についてお話を伺いました。

たくさんの旅行経験から
旅行者に寄り添ったツアー会社を起業

撮影:ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC 屋上テラス(宿泊者専用)

まずは、現在のお仕事に就いた経緯を教えてください。

大学卒業後、電気機器メーカーに就職し、そこでイントラネット(企業ネットワーク)を利用した社内ホームページの運用、管理をおこなっていました。その後、仕事を通していろいろ勉強していくうちに、ホームページ制作に興味を持つようになり、IT企業に転職し、データベースやホームページ作成に関わる仕事に携わるようになりました。けれども、知識や経験不足から仕事を続けていく難しさを感じるようになり、人材派遣会社へ転職して、企画部で社内のデータ管理をおこなうようになりました。
ただ、社会人になってからは大好きな旅行をする時間を確保するのが難しくなって、日に日に旅行熱が強くなり、そして「長期で旅行がしたい!」という気持ちが抑えきれなくなり、友人からフランス旅行へ誘われたのをきっかけに思い切って退職を決意、世界一周旅行にでることになりましました。

退職せずに休暇をとって旅行することは、考えなかったのですか?

最初はそう考えていました。「休みとって行こうかな」「1週間?それとも10日?」「南仏だとムール貝食べられるな…」と考えているうちに、想像するだけで楽しくなってしまい、せっかく行くならもっと長く行きたいと思うようになっていました。
そうやって旅行の情報やチケットなどを調べているうちに世界一周周遊パスというのを見つけて、「どうせ行くなら世界一周に行っちゃおうかな?」と世界一周旅行を決めました。
今思い返してみると、当時は仕事も楽しくて、恵まれた環境で働いていましたが、どこかで1歩踏み出さないと、このままただ時が過ぎてしまうのではないかという気持ちがあったのかもしれません。

世界一周旅行後は、どうされていたのですか?

帰国後は就職をしようと思っていましたが、もう少し海外で経験を積みたいと思い、オーストラリアに1年、イギリスに3年滞在、現地の日系旅行代理店などでで働きながら、週末や休みの日には隣の州や近隣国に小旅行にでかけていました。その後日本に帰国して、今までの経験を活かして旅行関係の仕事をさがしていたところに、イギリスで知りあった友人から「東京で少人数の英語ツアーをやりたいんだけど、一緒にやらないか?」と声をかけてもらいました。
ちょうど書類選考が通った旅行代理店があったので迷いましたが、好きなことを仕事にして旅行者のみなさんにも日本滞在を楽しんでもらえたら、こんな素敵なことはないんじゃないかなと思い、声をかけてくれた友人と一緒に現在の少人数やプライベートツアーを取り扱う会社を立ちあげて、現在に至ります。

オーストラリアやイギリスでの
海外生活で感じた自分の中にある日本人

撮影:ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC 屋上テラス(宿泊者専用)

海外でずっと働いたり、起業することは考えていなかったのですか?

そうですね、いつかは日本に帰国しようと決めていました。旅が好きなので、1年、2年というような決まった期間であれば、どんな場所でも行きたいと思います。けれども、文化も育ってきたバックグラウンドも違うし、現地の友達と話していても昔流行ったものとか、人気だったドラマの話などは分かりません。イギリス文化の中で育っていない私は、普段の生活の中で「日本食が食べたい」「日本円にしたらいくらだろう?」など無意識に考えてしまっていることに気づきました。過ごす年数がもっと多くなったら違ったかもしれません。けれども私はやっぱり、家族や友人のいる、美味しい日本食が食べられる日本で過ごしたいと思いました。

ちなみに世界一周後、オーストラリアとイギリスで生活されたのは、特に魅力的な国だったからですか?

私は英語以外が話せなかったので、生活していく中でコミュニケーションのとれる英語圏の国を考えました。候補はオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アメリカ、カナダでした。なかでもオーストラリアは日本からも近くて何度か訪れていたこともあり、馴染みがありました。天気もいいし、自然もいっぱいあって当時は物価も安かった。ヨーロッパに行くより距離的にも近いし、治安も悪くない。「オーストラリアは自然も豊かで、最高!」って印象があったんです。その後オーストラリアで一緒に働いていたイギリス人の同僚から、「イギリスも良い国だよ」といろいろと話を聞いているうちに、欧州の基点となるイギリスへ行きたいと思うようになりました。

大変だったことも
笑顔と感謝の言葉で吹き飛んじゃいます

撮影:ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC 屋上テラス(宿泊者専用)

現在のお仕事内容を教えてください。

外国人のお客様に日本の良いところを見てもらって、美味しい日本食を食べてもらいながら、日本の魅力を紹介するツアーをおこなっています。イギリスに住んでいた時に日本の特集をTVで観たのですが、「日本でこんなものが流行っています!」と紹介されているものにたまに違和感がありました。
日本に興味があって、安くはないお金を払って来てくれているのだから、「本当の日本を見てもらって、さらに好きになってもらいたい」という気持ちでツアーを企画しています。そのなかで、言葉の壁や文化の違い、疑問や質問に柔軟に対応し、ツアーを安全に快適に楽しんで頂けるようお手伝いをします。例えば「これはビルなの?マンション?ホテル?」「どうしてマスクしているの?」など疑問に思ったことを気軽に質問してもらっています。歩いている人に急に「どうしてマスクしているのですか?」なんて聞けませんしね。
今はインターネットの時代だから、興味と時間があれば観光スポットや歴史の情報などは、ある程度調べられると思います。けれども少人数ツアーの利点を活かし、弊社ではそこにプラスしてちょっとした雑学や裏話とか、地元の人の話などネットでは調べづらい情報もあわせて提供しています。

お仕事をしていくうえで、工夫されている点や大切にされていることは何ですか?

ツアーはプライベートかグループでも10人を上限としているところです。10人ぐらいでしたら、地下鉄などの公共交通機関も利用でき、地元目線で各地を楽しんでいただけると思いますし、疑問に思った時にすぐに質問できる環境だと思います。お客様同士で「私、明日鎌倉行くんだ~。」「私は先週行ってきたわよ。」とかいう情報交換もできます。もちろん気軽に質問できる分、ガイドさんには柔軟性が求められますが、丸暗記した内容を説明するよりも生きたコミュニケーションをとることができます。「あなたのツアーだから楽しかった!」と感じてもらえるようなサービスが提供できるよう心がけています。

もう一つはガイドさん、社内のスタッフさんが働きやすい環境をつくることです。新鮮な情報を集めることは自分一人では難しいですが、私は幸運にも、素晴らしいガイドさんやスタッフさんに恵まれているので、東京にいても各地のいろいろな情報を得ることができています。例えば、現地のガイドさんが「こんなお店ができて良さそう。」とか、ツアー中に新たに発見したお店などを「ここ通ったら、こんなところができていた。」などを教えてくれます。だからこそ、一緒に働く大切な仲間が楽しんで仕事をできるような環境をつくりたいと思っています。

このお仕事の魅力は何だと思いますか?

やはりお客様と直に接する機会が多い仕事なので、「今日はすごく楽しかった!」とハグされたり、「今度私の国に来るときは案内するから来てね。」と言ってもらえたりすることでしょうか。あとはツアー最終日に、自分の国や街のちょっとしたお土産や自分の国の写真・ポストカードをもらってほしいと言っていただくこともあります。そのようなお客様からの感謝の気持ちが直接感じられるので、大変なことがあっても、疲れも吹き飛んでしまいます。毎日ちょっとずつ、そうした細かい感動があることが魅力だと思います。

趣味の写真で、
納得できる写真が撮れるようになりたい

撮影:ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC テラス席(宿泊者専用)

お休みの日や仕事が終わった後は、どのように過ごしていますか?

オフィスは土日休みですが、ツアーは毎日開催されております。ガイドさんから緊急連絡があるかもしれないので、連絡が取れる体制でいるという制約があります。ですから本当に休みたいときは、1日ツアーを入れない日をつくって、沖縄とか九州まで弾丸で日帰り旅行に行ったりします。今は休みをまとまって長くとるのは難しいので、新しい情報を求めつつ、日帰り旅行を楽しんでいます。
あとは仕事と切り替えて自分の時間を楽しむために、旅行以外の趣味をはじめました。ちょこちょこやっていたカメラを、本格的な趣味にするために一眼レフカメラを買いました。また品川水族館の年間パスを買って、ちょっと時間が空いた時や品川近辺で仕事がある時ときに、ドルフィンパフォーマンスを観に行っています。ショーのナイトバージョンは、光が水に反射されてとっても綺麗なんです。

ドルフィンパフォーマンスも撮影されますか?

イルカは非常に速く動くので、ちゃんと撮ることはまだ難しいです。シャッタースピードや絞りをちゃんと調節しないとぶれてしまいます。だから今は、癒しの空間であると同時にカメラの腕を磨く練習場にもなっています。せっかく一眼レフを買ったので、携帯ではうまく撮れないものを撮りたいです。
花火や夜景、あとは動きが速い動物がうまく撮影できるようになれれば!と思っています。

今後挑戦してみたいことはありますか?

昔好きだった旅行が、今は仕事にできているので、今度は趣味の写真で何かしらの形を作っていきたいです。例えば、今はまだ出せるレベルではありませんが、様々なアマチュア向きの写真コンクールも開催されているので、いつかいい写真が撮れたらエントリーしてみたいなと思っています。

遠回りに見えたことも
今の自分をつくった大切な要素

最後に今後起業したいと考えている人や、海外で仕事してみたいと考えている人にメッセージをお願いします。

たいしたことは言えませんが、以前よりも気軽に転職をしたり、起業をするチャンスが増えているかなと感じます。昔は就職をしたら定年まで働くというような既定路線みたいなものがあって、そこから外れるのは難しいイメージがありました。私はもともと旅行が好きだったのですが、卒業のときに、自分の会社を立ち上げたいとか、そういう夢はまだもっていなかったので、会社で働いてみるのもすごくいい経験だったと思っています。同期がいて、先輩がいて、色んな仕事を教えて貰い、忘年会や社内イベントなど楽しい企画も沢山あり、いろいろな人に出会ったり経験したりできると思います。

私は今の仕事に就くまでに遠回りをしたかもしれませんが、その分いろいろな業種で仕事の経験を積めたので、良かったと思っています。若いうちから夢をもって、まっすぐにに目標に向かって進んでいる人も素晴らしいと思いますが、少し遠回りをしても最後に自分の目標を見つけられればいいのではないかと思います。

どんな経験も将来への糧になると思いますし、私にとっては、このような回り道も会社を立ちあげるための大切な経験になったと思っています。あの時代、あの年代だったから、お湯すら出ない、窓ガラスも割れているような安宿でも、楽しくバックパッカーの旅を満喫することができたし、そういった経験も今につながっていると思うんです。だから私はまた、学生時代からやり直したとしても、同じ道を選択すると思います。
もし自分の夢があって、今の会社では実現できないと感じているなら、挑戦できる環境はあると思います。気軽にとまではいかないけれど、やりたいことがあるなら頑張ってみるのも良いと思います。

インタビューを終えて

末永さんの気さくで細やかな心遣いを大切にされている人柄が、ツアー企画を実現させ、リピーターや口コミの輪を増やし、また笑顔で日本へ訪れるきっかけになっているのではないかと感じました。ぜひこれからも、たくさんの人が笑顔になるようなツアー企画の実施を応援しています!

サービス紹介
The Backstreet Guidesでは、外国人旅行者向けに東京や京都をはじめとした少人数やプライベートのツアーを企画開催しています。少人数ならではのアットホームな雰囲気ときめ細やかなサービスが特徴です。
The Backstreet Guides株式会社( http://thebackstreetguides.com/

ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC 屋上テラスにてインタビューの様子

撮影:ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC テラス席(宿泊者専用)

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